出先で。

Sかの家に行って話しこんでいたところ、
バスに乗り遅れて帰れなくなりました。
でも翌日自分には朝早くからバイトがある。
自己管理を目標としている自分にとって、
今バイトを休んでしまったらまた振り出しに戻ってしまう。
だから絶対バイトは休みたくなかったのです。

急遽これから書く友達に電話。
友達は電話で「何やってんの?」と言いつつも、
終電に間に合うように頑張るよ、と言って来てくれることに。
自転車で40分くらいはかかる距離を30分で迎えに来てくれた。
たぶん猛ダッシュ


その後は二人乗りで終電があるかどうかは分からないけれど
猛スピードで飛ばしてくれて。


大切な人を後ろに乗せて日々街をかけめぐっていた彼にとって、
こんなことは大したことじゃない、と何度も言っていたけれど。

自分はとても感動した。すごく嬉しかった。
こんなアホな僕のために、夜の寒い中わざわざ自転車で迎えにきてくれて、
しかも二人乗りして彼の地元まで届けてくれて。
不良に追いかけられたりしてるのに飄々として深夜の道を駆け抜けていく。

終電はなかった。
どうしよう、ということになって、自分は近くのファミレスに行く。
少しでいいから付き合ってくれないか、と言ったら、

そのまま始発が動き始めるまで一緒に居てくれた。


彼にとってはなんでもないことだったんだと思う。


でもすごく嬉しくて。


最近の自分はすこし後ろ向きで。


きちんと自分を見てくれている人がいることに気付かされた。


ありがとう。本当にありがとう。

俺は君の中に、男気とやさしさをすごく感じたし、

年上だけれど年下ですごく頑張っている君の姿に、

憧れを抱きました。


ありがとう、てり〜。
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