PHSの音声通話が定額化

WILLCOM、月額2,900円の音声定額サービスを5月1日から

WILLCOMウィルコム)は、同社端末同士での音声通話定額サービス
ウィルコム定額プラン」を月額2,900円で、5月1日より全国で開始する。
7月1日からは、同プラン契約者を対象にパケット通信定額サービス
「リアルインターネットプラス[1x]」も月額2,100円で提供される。
同社では、両プラン合わせて月額5,000円で音声通話からデータ通信までを
定額で利用できるとし、積極的に展開していく。

少々書く時期が遅れたけれど、
どうしても取り上げておきたい出来事だったので書いておく。


ハッキリ言って、


すごく乗り換えたい。


PHSは携帯電話よりも機能面では確かに劣るけれども、
音質面や、地下街での電波の入り具合、バッテリーの持ちなどでは
まだまだ優位性がある。
昨年発表された京セラ製のAH-K3001Vが、
PHSなのにPC用WEBブラウザの「Opera」を搭載しているとして
一躍話題になったことは記憶に新しい事だと思う。


動画や音楽などのダウンロードは出来ないけれど、
PCのブラウザで出来る大抵のこと、
例えばblogを更新したり、


WEBメールを見たり、


ウェブバンキングを見たり、


こういうことが、PHSひとつで済んでしまう。
携帯用のサイトにはやはり限界があるから、
やっぱり何でも見られるPHSのほうが非常に快適ですよね?
しかも料金は一定金額。


PHSは電波が悪いというイメージがあるけど、
都市圏に済んでいるのならば大抵の場所では電波が入る。
アンテナの設置場所に広いスペースを割かなくても住むので、
携帯は入らなくてもPHSの電波が入る、という場所もある。


自分は昨年、AH-J3002Vという端末で一時期PHSを使用していたけど、
端末のスペックが余りに低すぎて半年ぐらいで辞めた(笑)
ただ、その後京ぽんが登場してからは、
上記のOperaの搭載により、PHSは一躍脚光を浴びるようになった。
データカード型のPHSでは高速通信も可能になったし、比較的安価に
メガ単位の通信が出来るようになったわけです。


この"パケホーダイ"ならぬ"話し放題"は、
"一日2時間通話しないと死んじゃう"的な人には非常にいいと思う。
それは冗談だけども、月におよそ18時間ぐらい話す人には非常に魅力的。
遠距離のカップルさんなんかには非常にピッタリですね?
また、PHS以外との通話料金も、各携帯電話キャリアの料金と大差ない。


PHSに本格的に目を向けてもいい時期かもしれません。
潜在的な需要を先駆的に形にしているウィルコム
今後要チェックです。