アポ with Mい

いつだったかな…手帳にメモしていないから見つけられないけれどちょっと前のお話。
6月の末ぐらいかな。
 
バイトが終わって(バイトだったことは憶えてる)携帯を見ると、メールが届いている。
バイト先で知り合ったMいだった。出会った頃から話し掛けられていて、
食いつきが良かったので仲良くしていたし、
この日もバイトが終わった後で話し込んでた。
多少童顔だけどスタイルというか胸が大きいコ。
でも大きいのは好きではないので(笑)、特にどうこうする、という気も無く話を聞いていた。
 
「久しぶり!会いたいんだけど、今日バイト終わった後予定ある〜?」(原文のまま)
珍しいなと思いながら、余裕も多少あったのでOKの返事をする。
 
新宿に7時過ぎ。
俺がどこにいるのか分からないのに(視力が悪いから)
Mいが俺を見つけて駆け寄ってきた。
「久しぶり〜」
久しぶりに会ったMいは髪型も色も変わっていたけど、
正確や喋り方、少し幼い声はそのまま。
大きな瞳でまっすぐに僕を見つめてくる。
 
とりあえず近場のスタバへ入ろうとするものの、やや混んでいるので代わりにエクセへ。
スト師の方へ:カフェ連れ出しを新宿でするつもりなら
東口よりも西口のほうがスタバ3件、タリーズ、エクセと揃っているのでオススメです。
ただエクセ西新宿店の地下はややauの電波が弱いので注意です。
 
そしてトーク
一度俺の恋愛話をしているから食い付きは悪くない。
ただ、バイト帰りで俺はやや疲れていた。
そして、衝撃の事実が発覚する。
 
「あたし、薬飲んでるんだよね…」
「飲まないと心が落ち着かないんだ」

 
またか…
 
簡単に書くと心の病を持っていて薬を飲んで落ち着かせているコ。
思い当たる節多々あったから薄々気付いてはいた。
繋がってるかどうか不安で仕方がないから
携帯でメールを彼氏にたくさん送りつけたり、着信履歴残しまくったり
夜が怖くて電気を消すことも出来ないし、音楽を付けっぱなしにして眠る
体も許してしまいやすいらしい。
「昔はヤバかったね…成りゆきばかりだったよ(笑)リスカもしたし」
俺はそういう子を惹きつけやすいのだろうか?
自分としてはあんまり喜べない(笑)。
ってかどんなオーラなんだよ。。。
でも普通の友達には話していないらしい
ちょっと心を開いてくれたなと嬉しくなる。

本当はゲット狙いだったけど…どうでも良くなり、
出来たらいいな、程度で意識を保つ。
むしろどこまで癒しを与えることが出来るのかを実践してみたかったので
気持ちを切り替えて話し続けた。
最後は3年間付き合ってる彼氏と過ごすことが一番良い事を印象付けることが出来た
彼氏持ちの子にいつも安心してもらえるのはこれが大きいかな?
彼氏の良いところをリフレーミングしてあげる
彼氏の悩みを俺に吐き出すのは俺に肯定して欲しいから
否定して欲しいだけなら言わない
どこかで彼氏の事を好きな自分がいる、安心したいから愚痴を言う
どんなに悪口を言ってもこっちは受け止めるだけで良い
単純だけどこれだけで相手は心を開く
大して知りもしない彼氏を否定する事こそ反発しか生まない
昔はよくミスったけど…。
 
話を終えて夜9時。
ちょっと時間があったので、カラオケに誘ってみる。
「いいよ♪」
流れで会員証を持っている某カラオケ店へ。
 
声の調子が良すぎる。
青の時代がハマった。
手繋ぎも出来てる。
調子に乗ってMいの肩に手を回してみる。
「ダメだよ〜」
歌いながら手を払いのける彼女。
フレーミングして彼氏一途になっているんだから当たり前なんだけど。
 
もうどうでも良くなったので好きに歌を入れてた…。
でも、最後の曲が良くなかった。
19の「以心伝心」
友達が歌ってて良い歌だったから憶えたんだけど、
 
 
 
歌ってて泣きました。
 
 
 
正確に書くと、「涙ぐんだ」。
歌詞が響いてきた。
昔を一気に思い出した。
 
Mいがヤツと同じタイプだったからだろうか?
はっきり書くが、顔も普通に可愛いし、スタイルも良い。
性格も上に書いたものだとマイナスっぽく見えるけれど、甘えてくる子で料理も出来る。
普通に付き合いたいタイプだった。
ゲットなんてどうでも良かった。
性欲も抑えられているし、誰かを愛していきたい気持ちでいっぱいだから。
 
けど。
 
やっぱりダメだった。
引きずってることを久しぶりに感じた。
"遠くだから 会えないから ただ辛いだけなんだよ"
歌うたびに胸が苦しくなる。
 
忘れたいと思う。
友達の言う様に忘れられたら幸せなんだろう。
 
でも忘れられないんだ。
 
忘れたくないから書き残してある。
もう会えないから、どうしているのか分からないから。
残っているのは携帯のメールとプリクラだけ。
 
今書いていて気付く。
今狂ったように声掛けに出掛けているのも別にヤリ目的でもなんでもなく、
きっと代わりを探しているだけなんだ。
 
性欲が湧かないのも何となく分かる。
求めているものが違うんだ。
代わりなんているはずがないんだ
自分にとってヤツより魅力的な人間なんていない。
分かってるんだ。
 
泣けてきたと言うとあゆのLoveを歌ってたMいが勘付く。
「…思い出したの?」
「ちょっとね。」
ミスチルの渇いたkissが歌いたくなり、それでカラオケは終わった
そして帰路へ着いた

すべての想いを絶ち切ろうとする度
まとわりつくような胸の痛み
 
ある日君が眠りに就く時
誰かの胸に抱かれてる時
生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ
桃色のケロイドに変わればいい
時々疼きながら
平気な顔をしながら

歌詞見ると自分向けだな…
 
恋人じゃなくてもっと家族のように大事にすればよかったね
ごめんね


何書いてるんだか…。
とりあえず寝ます。