903i インプレッション

本日、NTT DoCoMoの903iシリーズが発表されました。

今回開発されたのは、「SO903i」「N903i」「SH903i」「P903i」「D903i」「F903i」「SH903iTV」「P903iTV」「D903iTV」「P903iX HIGH-SPEED」「F903iX HIGH-SPEED」「N902iL」「SIMPURE L1」「SIMPURE N1」の計14機種。ワンセグ対応機種が3機種、HSDPA対応機種が2機種、無線LAN対応機種が1機種含まれたラインナップとなっている。

(ケータイWatchより引用、より詳細な記事はこちら)
 
基本的機能の拡充として、

  1. GPS機能の追加(iTV、iXシリーズは除く)
  2. 海外ローミング対応(iTV、iXシリーズは除く)※Vodafoneの優位性が…(泣)。
  3. 全機種着うたフルへの対応
  4. メールの最大添付容量は2Mバイトに拡張

などなど。メガアプリとかはどうでもいいです。
 
HSDPA対応のiXシリーズに、GPS機能が付加されていないのが非常に残念です。
この点に関してはまだauに優位性があります。
 
以下、見た順に頭に浮かんだ感想です。

フルブラウザとドキュメントビューアが横位置でも見られるのが嬉しいですね。
ボイス認証+暗証番号認証の二重ロックでセキュリティも高度化。
902iSで好評だったジョグもどきの"スピードセレクター"も健在ですね。
FMラジオ機能は、有っても無くても、って感じです。
ホワイトが欲しいです。

スイング機能は面白いですね。
『SWING CHANGE EVERYTHING』と銘打ってあります。
905SHほど予想外な動きではありませんが、
端末を持ち替えることなく画面を横位置に変えられるのは良いと思います。
AF+320万画素も、携帯搭載のカメラとしては充分。
木村拓哉がCMに起用されるみたいです。

明るい・大きい・見やすいと三拍子揃った感のある液晶に優れたsharp製端末。
WMAファイルの再生対応により、iTuneが好みでない人でも
WMPエンコードして聞く事が出来るようになりました。
ただ…個人的には本体表面のロゴがダサく感じられます。

”あんしんキー*1”はすごい!!
個人的に最高のセキュリティ機能搭載しているなーと思います。
カスタムジャケット・ワンプッシュオープン・Bluetoothも相変わらず。
フォルムがP901iSっぽくなりました。
地味にすごい点として、連続待受時間が約640時間です。PHSかと。

2.5インチVGA搭載!!フルブラウザ使う時にとても快適そうです。
N端末はカメラの手ブレ補正に力を入れているのですが、
今回も前機種から更に改良を加えた手ブレ補正機構が備えられている模様。

なんと液晶が3インチ!でも表面にボタンが並んでいて微妙な出来映え。
うーん…ストレートで勝負して欲しかったな。

なんとAQUOSケータイDoCoMoでも登場。これこそ予想外でした。
形状は905SHとほぼ同じ。ソフトバンクのウリがまた無くなりました(苦笑)。
3インチ液晶で、905SHよりも見やすそうです。

F903iのHSDPA対応版。
対応したことで機能がある程度拡充されている程度で、大きな違いはありません。

Fとは違い、wmv方式の動画再生に対応している点が魅力。
容量無制限でストリーミング再生が出来るらしく、
youtubeのような携帯向け動画再生サイトが出来れば
かなりの優位性を持つ端末となることでしょう。
ホワイトが欲しいです。

  1. SIMPURE N1

NEC製のシンプルケータイ(シニア向けに非ず)で、重さ88グラムと超軽量。
高機能を求めずに小型な携帯が欲しいという人にはピッタリなのかも。
すごく好感の持てる端末です。

  1. SIMPURE L1

ほどよくすごいGSM対応端末。N1と同じように高機能ではないですが、
海外に持ち出す上では不便のない端末かと。
 
どれも良い意味でクセのあるラインアップですね。
インパクトとしては、DoCoMoSoftBankauという感覚でしょうか。
今更ですが、auは先に発表しなくても良かったのでは?と思います。
例えるならば、巌流島に早く着きすぎた佐々木小次郎のような。
個人的にはこのリリースでキャリア変更を控える人が多数かと。
 
HSDPAでGPS対応だったらMNPを利用して乗り換えるのにな。
 
でも欲しいのはやっぱりM702iSだったり(

*1:“鍵”となるあんしんキーを身につけておくことで、端末から離れる(約5メートル)と自動的にロック、近づくと自動的にロックが解除される仕組み、とのこと