仕事が終わり。

楓さんと帰り道お茶のようなもの。
 
こんな話をしていた。
言っても聞いてくれない人がいる。
聞く耳を持っていないと言うべきか。
そういう人には、どうしたらこちらの思っている事、
お願いしたい事が伝わるのだろうか?
 
伝え方が悪いのだろうか。
 
試行錯誤はした。長年の間。
あらゆる手段を使い、聞く耳を持たせるように努力をした。
でも、伝わらない。
 
見捨てるしかないのだろうか、それとも気長に見守り続けるべきだろうか?
そう考えて、見守り続けることにした。
そしてある日、その人にトラブルが起きたため、
手を差し伸べようとした。
 
すると、その人は手を払いのけたという。



どうしたらいいんだろう?
僕はこういう人と対峙した時、好きな人でもない限り非常に諦めが早いので、
さっさと手を引いてしまう。
だが、楓さんや同僚さんは情に厚いので、どうしても手を引っ込められない。
 
だから非常に悩んでいるみたい。
うーん。