HY同窓会

 行ってきました。
 森下という駅は路線図で見ると遠く見えるんですが、乗ってみると快速のおかげか割とすぐ到着します。田河水泡ゆかりの地?のらくろの名が付けられた商店街があり、いたるところにのらくろの看板が設置してあって和みます。
 僕は地元の図書館でのらくろの復刻版を繰り返し読んだ事があり、のらくろにとても馴染みがあるので、縁だなと思って数枚写真撮影。
 同窓会の面子はそこそこ、あんまり懐かしい顔ぶれはいなかったけど、あのときの情熱を持っている人が集うことに意味があるなーと思いました。
 小さい頃から集中してトリックの練習に取り組んで、仲間を増やして、技を見せ合い、切磋琢磨していくっていう、SNS的な流れがあって、素敵な趣味だったのかもしれないな、と思いました。
 ヨーヨーの技ってのは身体に覚えこませているものなので、しばらく触っていなくて頭では忘れていたとしても、身体が無意識にヨーヨーを操ってしまうみたい。久しぶりのプレイヤーたちが久しぶりにヨーヨーを握って規定トリックに挑んでいたんだけど、みんな無意識にスローダウンをしたり、前に投げたり、トリック名を言われたらちゃんとできるとか、頭と身体の連鎖のようなものを感じ取りました。
 そして、絆だな、と。
 みんな、あの時代に知り合った人だからこそ分かり合えるような気がした。10年経っていても僕のことを憶えてくれている人もいた。あの時知り合わなかったら会えなかったような人がいて、ここまでずーっと付き合えていることにも縁を感じた。嬉しかった。
 糸で繋がった友情。素敵だな。