5月の携帯・PHS加入者数、ソフトバンクが初の月間1位(ケータイWatch)

各社の結果は、NTTドコモが8万2,700人の純増、KDDIが13万8,500人の純増で、内訳はauが22万1,600万人の純増、ツーカーが8万3,100人の純減、ソフトバンクは16万2,400人の純増。

 Vodafone時代に応援していたので何だか嬉しい出来事である。それでもDoCoMoのシェア1位に変化は無いので、それほど影響は無いように感じられるが、やはりMNPで数千万円単位の金額がDoCoMoから他社に移動している事になるので、その損失は少なくはない。
 個人的に量販店を見ていて感じた事と言えば、auソフトバンクは共に新規加入の際の端末価格を1円もしくは0円(スパボ適用)に引き下げる事でユーザーが加入しやすいように対策を行っているが、DoCoMoでは新機種は数万円で販売している。
 消費者の視点で考えれば、新機能を搭載した携帯電話が1円や0円で購入できる事は大きな魅力である。
 「でも一応DoCoMoも…」とDoCoMoのブースを見に行くと「9800円」とか書いてあってゲンナリ。結果的に他キャリアへ流出していく。DoCoMoユーザーが古い端末を利用し続けるのは価格の高さが影響しているのだと、どうして気付かないのだろう。気付いていてもそこに投資する余裕は無いのかもしれないが。
 ソフトバンクのスパボも詐欺だ何だと言われているものの、2年間、しっかりと端末を使い倒せば良いだけなのだから、そう悪いサービスでもないと思うが。物を大切に使用する事は今の時代忘れかけている事だと思うし。この端末乱造の流れを作ったキャリアにも責任は大いにある。