大人になってもしかられる。

バイト先で僕よりも12、3歳ほど年上であろう人が、
更に年上の、僕の母親くらいの年齢の女性に叱られていた。
その内容はとても簡単で、業務に必要な知識を憶えていない、
ということであった。
 
叱られている人の表情は、
「…何言ってんだ、このババァは」とでも言いたげで、
僕はその表情を見て小さくため息をついた。
 
大人になっても、叱られる時は叱られる。
一般企業に勤務していれば、上司から指導・注意を受けるのは当然の事だし、
それに対していちいち不遜な態度を取っていては、
当人を見る周囲の目も厳しいものになる。
 
そもそも論として、大人になっても叱ってもらえる環境は大切だ。
叱られる事に慣れていないから、それが態度や表情に表れる。
そして、何故そういう態度を取るかと言うと、
結局自分の弱い所に目を向ける事がイヤだからだ。
 
でもそれだと、成長は無い。
短所についてしっかりと注意をしてくれる人に対して、
感謝の気持ちをこめて、自分自身のダメな部分にも目を向けないと
成長することは出来ないはず。
でも、結局叱られている人はそれを理解していないのであろう、
終始ブスッとしていた。
 
正直、ショボかった。
僕自身は、生きていく以上様々な分野で成長していきたいと考えているし、
色々な事に目を向けて生きたいと思っている。
僕の友人の某俳優を目指している人(笑)も、
自分の魅力に磨きを掛けるために陰で日々努力をしている。
ヨーヨープレイヤーのトップもまた然り。
日々の練習が結果を生み出す。
総じてそういう人のオーラは輝きに満ちている。
 
日々の努力を忘れた大人は、ロクな人間にならない。
内面からにじみ出る醜さが外見にも影響し、
人を寄せ付けなくなるのだ。
 
というわけで、僕は最近調子が良いです。
お友達の女の子から、今日は花火、明日はビアガーデンに誘われました。
これ以外にも、逆アポをにおわすメールがチョコチョコ来ています。
放置していますが。
 
でも、調子に乗らずに精進します。
今手を着けることではないしね。