映画『イントゥ・ザ・ワイルド』試写会

日記作家さんのセキさんにご招待いただきました!
新宿厚生年金会館での試写会。初めて訪れるその場所は、色々な催しが行われてきただけに、古めかしくも懐かしさと新鮮さが同居しているような建物。
 
肝心の映画はと言うと。
 
最高ですか?最高でーす!みたいな感じ。
 
まず、主人公の家庭環境に対する見方が自分と部分的に被った。
そして、彼の場合(これが立派すぎて自分が情けなくもなるんだけど)例えば恋愛や趣味に逃避するのではなく、あくまで自分とだけ向き合い、自分が納得できる生き方・人生を選ぼうと行動をした。
劇中、何度か主人公は問われる。
『何から逃げているんだ?』
否、彼は逃げてなどいない。逃げているのは、そのように彼に尋ねる人々の方だ。現実の辛さから逃れ、各の暮らし方で生きている。もちろんそれは、彼ら自身には幸せではあったのかもしれないが、結局、主人公にとってそれは落ち着けるものではなかったんだよなー。
エンディングでの気付きは、誰かに諭してもらう類のものではない。ストイックに追い詰め、aloneではなくlonelyになって、初めてその気付きへの一歩が踏み出せた。そして、赦し、愛することの大切さに気づけたのだと思う。
 
というわけで、何かに囚われて生きていることを実感させられるとともに、そこからいつでも抜け出して自分のために生きれられるということを教えてくれる映画です。
もう一回みたい!