アポ@新宿
大学が終わった後、M@SOPHIA1年と新宿で待ち合わせ。どこで知り合ったのかはご想像にお任せします。
この子は背が高く、なんと170cm以上!だから待ち合わせ場所でもすごく分かりやすいし、並んで話していても彼女の首の負担が少なそう。背が低いのも良いけれど、高ければ高いでまた違った安心感がある。
そしてオシャレ。服のブランド、ショップの場所、色々詳しいので勉強になる。
今日は代々木でカレーを食べる約束をしていたので、南口から代々木方面に。
ところが…気付いた人もいると思うが…僕は人を案内すると必ず道に迷うクセがあり、今回もそれが発動…。
南新宿駅付近にあるカレー屋さんに行きたかったんだけど、20分ほどさまよったあげく見つからず…。それでもニコニコしていてくれるMには本当に感謝。。。寛容さは楓さん並みかもしれない。
で、代々木の駅付近にあるカレー屋に移動。あくまでカレー、というところがミソ。ほどほどの値段で美味しいカレーを食べさせてくれるお店で、Mも満足してくれたみたい。
次はカフェ。が、、、予約で席が一杯。。。なんだか予定がバシバシ狂いつつも、相手のMが全くイライラした素振りを見せないのでホッとする。
近くのタリーズコーヒーに入って、一時間ほどトーク。
アニメやマンガが好きな彼女。最近のアニメの動向を教えてもらったり、エヴァンゲリオンの声優について語ったり(笑)、普段話さないような内容ばかりで、聞いていて新鮮だった。
性格が合えば知識は合わなくても良いな、と思ってみたり。お互いの好きなものについて認め合うスタンスが無いと付き合ったとしてもうまくいかないもの。
最近トークの流れが荒かったので、しっかり聞く・否定しない・観察する、を意識して話すようにしたのも良かったのかも。
タリーズを出た後は、新宿周辺を散歩。サザンテラス、コクーンタワー、ブックファースト。
Zipperの表紙が綾瀬はるかだったので、一部で言われている『Sinは綾瀬はるかに似ていると言われる』ネタを話す。
『いや、似てないでしょwww』
そりゃそーだ。
と思ったその次の瞬間、他の雑誌を眺めたMが、
『いや、やっぱ似てますね(笑)』
認めるんだー!www
…というわけで、綾瀬はるかネタを認めた人はこれで4人目に。そろそろ綾瀬はるかファンに刺される気が。そもそも、男性が女性に似ているってどうなのさ。が、ここでMが一言、
『でも、私は第一印象で平岡祐太に似ているって思いましたよ。』
初めて言われた!髪が長いからかな…平岡祐太ファンに刺されるので店内で大きな声で言わないで下さい、と思いつつ、やはり地味に嬉しい…が、綾瀬はるか同様、似ている要素が何なのかは分からない(笑)。
その後はサザンテラスに戻って、スタバでコーヒーを買って、時間のわりに暖かい屋外で話す。
彼氏と上手くいっていないこと、どんな人がタイプなのか、など。
――人が別れを決意するラインって、意外なことだったりする。
この子の場合は、歩調が合わないこと。何度言っても彼女に歩調を合わせてくれない彼氏。それは歩調のみならず、別の場面に違った形で発現する。
結局、相手を見ていないとダメなんだなー、と反省した。二週間前の楓さんとのケンカでも、僕はその言葉尻や、単純な行動だけに苛立ちを募らせていた。“なぜそうするのか”という踏み込みが足りていなかった。
『観ろ。見ろ、ではない、”観ろ”』
そんな言葉が聞こえてくるようだった。
帰りは同じ電車に乗って帰る。人身事故で遅れた電車がホームに入ってくる。勢いよく乗り込むお客ですし詰め状態の車内で、僕と彼女の距離は5cm以下になった。
ワックスかシャンプーの強い香りを漂わせた髪が目の前に来る。
それが、
コテン、と僕のニットに寄せられる。
時折吐き出される彼女の吐息が、そのニットを通して胸の中に染み渡り、妙な温かみをもたらしていた。そのまま、揺れに身を任せたMが、
『…た、』
「ん?」
『…また、カフェ、リベンジしましょーね…。』
――そんな、金曜日。