今日は傷の痛みが残っている以外は、無難に仕事を片付けて退勤。
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昨日休んだためにできなかった、上司との面談。
まだひと月も経過していないけれど、という建て前はあるものの、今の部署に配属された印象を聞かれた。
正直、この日記には何度も書いているけれど、前の部署よりも仕事はしやすい。自分を出しやすいし、結果がすぐに目に見える形で現れる。
上司はその話を聞いて頷いていた。(この上司は、ハガレンに登場するヒューズに似ている。)
自分も同じようなタイプだと言ってくれた。『だから、馬が合うって言っていたのかー…』ひとりごちた後、上司は人事から告げられたという言葉の意味を理解したかのようだった。
『いいか、多分病気のことで思い悩んでいるのはわかっている。うまくいかない日もあると思う、そんなときでも、決して周りと比較してダメだ、なんて思うな。戦うべきは自分だ。それも、昨日の自分だ。昨日の自分と比べて、今日の自分は何をよくできたか、なにを変えられたか。それだけを思って働け。変えるためには行動しなくてはならない。どんなに意識を変えても、行動を変えなければまったく意味がない。いいか、明日の自分が良くなるために、今日の自分を行動で変えていけ。』
上司はゆっくりと、こんな話をしてくれた。この会社に来てしばらく経つけど、こんなに熱く、想いを込めて話してくれた人は初めてで、今日、心から安心できた。
『それにしても、心配したぜー。てっきり心を痛めて、乾燥肌にかこつけて休み出したと思っていたからな。本当に安心したぜ、ひやひやさせるなよー…』
本当にこんな口調で(笑)話して、なんだか、自分の休みが上司の内心をそこまで焦らせていたのかと思うと申し訳ない気持ちになった。
同時に、そうした心配りに少しでも仕事で返していきたいと思った日だった。