この数週間、やることが増えてきて何かと予定が詰まった日々が続いている。けれど、楽しい。
 
起業家の周りにいると、焦ることが多かった。
なぜ焦るのか自分でもその理由がよく分からなくて数ヶ月間ずっと考えていたんだけれど、最近ようやく気づきを得た。
それは、皆スケールの大きな夢を抱えていることだ。
彼ら、彼女らがメディアに取り上げられて話すこと。日常生活の中で生まれる「ああしたい」「こうしたい」を自分一人の手で変えようと発起し、実際にサービスを作り上げ、人を巻き込んでぐんぐんと成長していく。大きなビジョンを実現するべく、スタッフ全員が一丸となって動いていく。
自分にはそうした夢が欠けていたのだ。過去の日記を振り返ってみても、ささやかに生きることだけがしたためられていた。それは確かに大切なことなのかも知れないが、それだけではないことに気付いて、自分がどう生きていけば良いのかを黙々と考えていた。

結論は見つけた。それはここには書かないが、自分の中で納得できる答えは見つけた。ひとつ言えることは、自分は何のカリスマ性もないが、サポーターとして裏方でばりばり作業することは得意だし、好きだ。そうした立ち位置を捕まえに行く。

でも、新世代の起業家と話せる機会に恵まれて本当に良かった。それが一番嬉しい。頭は低く、志は高く。