新宿で。2

今日は予備校からの付き合いのYくんと夕食。もうかれこれ5年の付き合いになる。
またもや新宿で待ち合わせ。

合流した後、スペースゼロで開催されている成城大学の写真部の展示会に行く。
うちの大学の写真部がしょぼく見えた(笑)
写真が分からない自分でもはっきりイイと思えるほどの出来の作品の数々。
Yくんの友達の写真を一枚くれ、と駄々をこねた(笑)

写真を見た後スタバでココアを飲む。スチームミルクが無くなってた。ショック。いつから?
そしてヨドバシカメラの通信館へ移動してしばし携帯談義。
Yくんは俺とは違って一般人なのに携帯に超興味あるヤツ(笑)
仕事場が移動するから音の悪いmovaからauに変えるんだって。。。
グローバルパスポート付きのA5505SAが激お気に入り。
仕事の内容も海外飛び回る可能性が高いから、それを見越しているみたい。

終わった後はねぎしで食事。
そしてトーク。一人暮らしの話、就職の話、人生の話。。。
同年代だからこその話が色々話せる。
大学は辞めない方がいいと言われた。
"折角苦労して入った訳だし、意地でも出た方がいいよ"
背中を押される。。。

出た後、本を見て、Segafredoでお茶。ホットチョックを飲む。
この後のトークで、俺が大学にイマイチ踏み込めない理由が明らかにされる。

俺は、バイトでも何でも、与えられたことはきっちりとこなす。
だが反面、何も与えられない環境では実力を発揮できない。
このことを彼に伝えたら、

"じゃあ大学向いてないに決まってるじゃん。大学は思考訓練の場。
与えられるのではなく、自ら進んで研究していくんだからさ。"


あ。


核心を突かれる。
そう言えば、俺が大学目指した理由って何だっけ・・・
オイラの法則(asin:4900779938)の自分を振り返る節が思い出される。
皆が行くから、好きだった後輩が早稲田に行くから、子供や教育について考えたいから、もともとは教育学部に行きたかった
不順な理由もあればまともな動機も在った。
でも今の自分がいる場所って、まったく違う。
商学部
ここは会計や経営、マーケティングを習う場所です。
自分のしたかったことも、学びたいことも、何も無い。
早稲田ぐらい行けば箔もついて幸せな就職が出来る。そう考えていた二十歳の頃。
けれどそれが本当の望みだったのか?
そうじゃない、だから大学一年の頃からずっと悩んでいた。
大学に行けばミーハーな連中ばかりで、いかにして授業をサボるか、
麻雀・競馬・合コン、喫煙、ハジければそれで全て良し。
自分だって遊びたくない訳じゃない。
女の子と話すことはすごく好きだし、退屈な授業も確かにあった。
二浪してた頃はすごく勉強していた。
それが大学に入った途端、勉強なんてものをしていた自分が馬鹿らしくなって。
滑り止めで入った学部だったし、入れなかった人にとっては"何だコイツ"って
思われるかもしれないけれど。
基本的に早稲田の学生はバカです。一連の事件見ていて分かるでしょ?


教育について、子供について、あれほど悩んでいた自分は何処へ行った?


そういうことを悩んでいたからこそ、
現代の少年犯罪についてのルポを読み漁り、
ヨーヨーのデモで知り合う小さい子達に夢を与えようとしてきたんじゃなかったのか?


Yくんの発言で気付いた。
大学は今居るべき場所ではないのだ、と。


甘えていたんだ。
早稲田に受かったことに。
ただ大学に居て適当に過ごしていればいい、ということに。