「FOMA」の下り通信速度、今夏から10倍に・料金は変わらず?:IT-PLUS

 個人的には大ニュースです。何せこれが実現すれば、iモードの速度はauのCDMA1xWINで採用されている通信速度と同等になり、それはWINのFOMAに対する優位性が1つ無くなることになるから。自分がFOMAを使っているときのストレスも、電波状況よりも料金体系よりも何よりも、その通信速度の遅さによるものなので。
 ここで挙げられている「HSDPA」とは、High Speed Downlink Packet Accessの略で、簡単に言うとメチャクチャ速いパケット通信を可能にした技術のことです。うまく行けば最大14.4Mbpsの速度で通信をすることが可能です。
 ちなみにauのWINでは「CDMA2000 1xEV-DO」という技術が採用されています。この規格では最大2.4Mbpsでの通信が可能とされているので、今回発表されたHSDPAがいかに高速な技術なのか理解してもらえると思います。
 ただこのHSDPAを利用するには、対応した機種を購入することが前提条件になるので、早くても902iSから搭載されるんじゃないかな。今変えてしまった人は遅い速度のままということで(^^;WINを使ったことが無い人にはあまり実感の湧かない出来事なのかも。でもこれは革命だよ。てのひらのブロードバンドがいよいよ本格化してきたってことなんだからさ。