楓さんと中野を散歩。

仕事が終わった後は30分ちょっとだけだったが楓さんと中野で会ってきた。
結局今週は毎日会っていたという(笑)。
 
お互い「会いたい」という気持ちが募っている。
たとえ短い時間であったとしても、会うことに充分に価値があり、
大切に出来る時間になりつつある。
 
楓さんは僕のことを好きだと言う。
僕も楓さんのことを好きだし、一緒にいることで癒される。
お互い似ているところもあるから、とてもリラックスできる。
 
僕は今、誰のものでもないわけで(=彼女がいない、ということ)
誰かのものになるまでは、僕らはこういう付き合い方をしていくのだろう。
 
誰かのものになる、と書いたが、僕は相手を自分のものにしたいと思うし、
僕も相手を自分のものにしておきたいと考えている。
ただ、何度も書いているように楓さんには長年付き合っている彼氏さんがいるし、
その彼氏さんが楓さんにとってどれほどの意味を持つか僕は知っているから
その彼氏から奪おうとは思わない。
 
ただ、僕に対して気持ちを割いてくれることが、
僕にとっては楓さんの気持ち何分の一かを「自分のものにしている」わけで、
まずはそれだけで喜びを感じられる。
 
「恋愛ごっこ」だと誰もが笑うのだろうか。
 
いや、これは恋愛の類ではないのだろう。
そもそも僕はこの人に出会った時から他とは違う雰囲気を感じ取っていた。
数十の女性がいる今の職場で、僕の目を惹きつけていた。
凛として、真剣に人と向き合おうとするその姿勢にとても好感が持てた。
 
人として好き。
しばらくはずっとそうだった。

でも手を繋いで歩き出した日から、ほんのちょっとずつだけど、
距離感のバランスが狂い始めた。
お互いがお互いのどこかで「男女」を感じてしまった。
そしてそこから目を伏せて一緒にいる。
 
これはやっぱり恋愛なのかな。
それとも友情?
それとも、それとは別に生まれた、
名前をつけられないようなお互いを思いやる感情?