代々木ゼミナールの吉野敬介講師が代ゼミを退職

これ、受験生向けのサイト宛てにメールを頂いたのがきっかけで知ったんですが、
びっくりしました。

2007年2月1日付けの日刊スポーツによると「自民党から夏の参院選の公認候補として打診を受けており、今の教育の荒廃には目をつぶっていられない。できない子どもでも、落ちこぼれだったオレのようにできるようになれる仕組みをつくりたい」と強い意欲を紙面で語った。

関係者によると、昨年11月中旬、教え子の父親で自民党衆院議員と会食し、出馬を打診された。吉野氏は「出馬するかどうかはまだ考え中」と明言は避けたが、準備は着々と進んでいる。昨年末から教え子で東大、早大、慶大などの政治学科卒業生や在学生に声を掛け、教育改革のマニフェストに必要なデータ収集も始めている。宮崎県知事になったそのまんま東氏が早大生をブレーンに起用したことについて「この戦略はオレが使いたかった」と周囲に漏らしたという。

代ゼミの講師仲間には「受験生を対象に勉強法を教えながら投票することの大事さを伝えたい。それが親や親せきにも伝わって浮動票を獲得できる」と独自の選挙戦術も披露し、さらに「オレは自分のポリシーは守る。選挙用に服装は変えない。頭もリーゼントでいく。時計もロレックスを外さない。外見じゃなくて中身を見てほしいね」とも話しているという。

(Wikipediaより)
ちょっと引用が多すぎて申し訳ないんですが。
 
予備校生時代は吉野先生の授業はあまり出ていませんでした。
何故なら雑談が長すぎて詐欺っぽく感じられたから(笑)。
確かに雑談は面白いし、タメになることも時々あったんですが、
いかんせん古文の力がついてくるような授業とは感じられなかった為、
さっさと他の先生に習いに行っていました。
 
でも、代ゼミを代表する講師としてずーっと第一線で活躍してきて、
週に受け持つコマ数は約20コマ、コマあたりの給与は10万円程度と、
かなり稼ぎ出していたはず。
 
Wikipediaでは差別発言や体罰問題も書かれていますが、
「勉強が出来ない人でも、やれば出来るようになる」
それを伝えることへの熱意は他の講師よりも感じられたな。
彼の著作を読んでいてもそれは伝わってくるしさ。
夜間だとかどうだとか関係ない。
きちんと積み重ね、結果を出せる、素敵な方だったのに。