昨日は久しぶりに体調が戻ってきた。
何故かはわからないが、おそらくは体調不良を見かねた母親が送ってきたビタミン類のサプリメントのおかげだろう。
ビタミンが欠けるだけで、人はあからさまに体調に支障を来す。俺はこの手のサプリメントはわりとナメていたところもあったが、しばらくはファン○ルの会社がある方向には足を向けて眠れないだろう。そもそも、どこにあるのかは知らないが。
さて、そんなこんなで調子のよいことを契機にスタバっ子と夕飯を食べに出掛けてきた。
場所は渋谷。最近、誰かと遊ぶときは新宿よりも渋谷の割合が多い。新宿は開拓出来た感があるが、渋谷はまだまだ、という印象が俺にはある。特に、小さくて雰囲気の良い店がたくさんできている。
今回はわりかし有名な『俺のハンバーグ山本』という店を選んだ。
渋谷でハンバーグといえばゴールドラッシュが有名だが、あそこは仕事が荒いのとやや味が濃いのでデートにはあまりオススメしない。男友達で行くのがベスト。
19時の待ち合わせ、渋谷ヒカリエ内をウロウロしながら待つ。
lineで連絡を受け、ビル入り口に向かう。ショート丈のスカートを履いたスタバっ子がいた。まだ、店員さんとお客さんという感覚がぬけきらないので、お互いに敬語で話しながらハンバーグ屋へ。冷たい風を受けながら肩をすくませる二人。
晩ご飯の時間帯だったので入れるか少し不安だったが、ちょうどカウンター席が空いていた。並んで座り、俺はオススメのハンバーグ、彼女はトマトのハンバーグを選ぶ。
しばし待つ。
やってくるハンバーグ。
当たりだ。絶品だ。詳しくはミイルのコメントを見てくれ。
何より、店の雰囲気がカフェっぽくて女の子のお客さんが多い。渋谷にきたら是非行って欲しい。
飯を食べた後、再びヒカリエへ向かう。
少し上ったところにある、夜景が素晴らしくキレイなカフェで、あとはずっと話し込んだ。
スタバっ子は、いい子だ。
真面目だし、スタバで働いているだけあって気の使い方がホスピタリティあふれている。しかも、わりかし食いつかれてる。いつもの勘違いとは違い、アポの感覚ならそれは間違いない。
だが、なんだかピンとこない。
欲しい、と思わせる、何かが足らない。色気というか、儚さというか、とにかく、この子がいい!と思わせるようなものが、今の俺には感じられなかった。
結局、23時手前まで話していたけれど、手を触りあうくらいの距離感の近さでバイバイした。
次は日曜日に会う。どんな感じなんだろ。