風邪からの復活へのミチ。

熱を出してから一日経ったが・・・
38度から37度8分と変動を繰り返し、一向に下がらない。

「Sin、今日は休みなね?」
「うーん。」

先週も風邪を引いてバイトを休んでいたので、俺はあまり休みたくなかった。
ただでさえ現場には人が少ないし、効率も悪くなる。

「ムチャしちゃダメ、風邪を移してもダメなんだから。」
「わかった、わかった(笑)」

というわけでバイト先に連絡を入れて休む事に。

「あたしは行ってくるね?」

彼女さんは仕事なので、朝出て行った。

確かに立ち上がるとカラダがフラフラする。
行ってたらやばいかな?と思い直す。
というわけでおとなしく布団に包まってずっと寝てた。

社会人でこんなに何回も休んでいたら自己管理が出来ていないって事でクビになるんだろうな。
そんなことを考えていた。
毎年のイベント、なんて言ってられないw

ずっと寝てるのもヒマだったので、時折起きて携帯の電子ブックを読んでた。
他人の日記はやっぱりいろいろと読んで糧になるものもある。
ちなみに本来の携帯はバッテリーが切れていて全く使えなかった(笑)


日も暮れかけた頃。
突然、彼女さんが帰ってきた。

「あれ?早くない?」
「様子が気になって抜け出してきたよ♪」

じーん。。。


素直に嬉しかった。。。
まぁ仕事が面倒だったのもあるとは思うがw
それでもメンドクサイ

「うどん食べなさい♪」

というわけで彼女さんが作ってくれたうどんを食べて、飲み物をちょっと補給して。。。
薬を飲んだ。

「早く・・・よくなってね。」
「おぅ」

ここ最近、彼女さんは忙しくて自分の事で一杯一杯みたいだったけれど。
それも落ち着いてゆとりが出てきたみたいだ。
俺はそれにちょっと安心した。

「仕事に戻るのメンドクサイよー」

今度は彼女が甘えてきた(笑)
少し布団でゴロゴロして・・・彼女は仕事に戻った。
その頃には熱も37度2分くらいまで下がっていて。

俺はまた退屈な時間。
ぼーっとしたり寝たりしてた。
でもあんまり寝すぎると頭が痛くなるので・・・最後は起きてた。


夜は彼女さんが帰ってきてご飯を作ってくれた。
少しボリュームが多かったので、二人で分け合って食べた。
何と言うか・・・ちょっと普通のシアワセ感を感じられたので、
終始落ち着いていた。アレルギーも少なかったし。


よく他のカップルだとケンカしてお互いの仲の良さを確認することもあるみたいだけれど、
こういうことでお互いがどう想ってるのか分かることもあると思う。
少なくとも、今回のことで俺は彼女さんが俺のことをどう思ってるかをあらためて確認できたし。


たまには・・・病気もいいかな?(笑)