何かを否定しても、得られることなんてたかが知れている。
大切なのは、否定的にも見える事物について、その長所を探すことなのだ。
そう、それはわかっている。だけれど、それ以前にその事物について「dislike」という感情が生まれ出づると、もうそうした探求には目を向けられなくなる。
それが、たとえ青臭い感情であると分かっていても。