スタートアップ(ベンチャー企業の立ち上げ準備の意、立ち上げそのものを指す場合もある)中の企業のコンテンツを企画中。
よくある話だけれど、起業者が提供したいサービスと実際に消費者が欲しいサービスにはたいていズレが生じる。そのズレを埋めるべく、企業は消費者インサイトを多角的に分析し、サービス・製品を生み出してヒットを起こそうとする。
ベンチャー企業の場合、どうしても作り手の意思(Will)が先走って、いつの間にか消費者感情は打ち消されていってしまう。目下、自分は消費者の立場に立って、相手の作っているものの中から、そうした独りよがりを消していく作業をしている。
ブログを書いている時、頭の中でアイディアや書きたいことが膨らんでそれを実際にアウトプットしている時は行け行けどんどんで書き進めてしまうけれど、いざそれを読み返してみると、見当外れのとんでもない文章になってしまうことがある。新しいサービスを企画しているときも、そのときは何でもできそうな気持ちになってあらゆるものをサービス内容として付けてみたくなるけれど、実際に使う側がそうしたものを求めているかどうかを思料しないで作り進めてしまうことは、結果的に『使われない、求められていない』サービスを提供することに繋がる。
一人で企画開発ができる分、修正は容易なのかもしれないけれど、無駄な時間を使って欲しくはない。