先週に引き続きスタバっ子と食事をしてきた。
(過去ログをちょっと振り返ったんだけれど、あっちのブログから記事を移行していないせいか、こっちのブログではスタバっこの記事が一切載っていない…。)
今日の彼女は胸元が大きく空いたTシャツに、アジアンテイストのスカートを履いている。
ここ数日間、気持ちがカレーづいていたため、渋谷のトムボーイに出掛けた。

ランチでしか利用したことがなかったんだが、お通しとして用意された鶏肉の和え物が意外に美味かった。また、テーブルがレースのカーテンで区切られているので、個室感覚で食事ができるのがポイント。
彼女とは、色々な話をした。ざっくばらんにしか説明していなかった岡山での生活、恋愛、相手の状況や心境など。半年近くあっていないとお互いを取り巻く状況も変わっていて、楽しんで話せたと思う。
その後は、カラオケ。
8月以来、結構な頻度でカラオケに行っていたので、歌のレパートリーが広がっている。楽しい。(笑)


歌う自分の反対側。左手を伸ばせば、ほんの数センチ先には、身体をソファにゆだねて歌詞が映し出されるモニターを眺めるスタバっ子がいる。
歌い終わって彼女の方に向き直る。「ん?」という表情をする彼女。食事の後に軽くアルコールが入ったせいか、薄く顔が赤らんでいる。
胸の奥が、じんと熱を持つ。ゆるく握っていた自分の左手の中がじっとりとしていくのがわかる。
何度となく抱いた葛藤。このままどうにかなってしまえば、何かが変わる。某バンドよろしく「夏のせい」にしてしまえばいいのに。


昔を思い出す。もう10年も前のこと。出会った女の子とカラオケで歌って、何となく和んで、何となく手をつないで、何となく肩を抱いて、何となくキスをして。
頭の右側にもやもやとした罪悪感を抱えながら、若い頃の自分はその状況を楽しみ、夢中になっていた。


瞬間を交わした相手が、現実感に引き戻された時、どんな表情をして、どんな想いに駆られるのか。まぁいいか、と楽観的になれる子もいれば、がっくりとうなだれて一人部屋の中で泣いている子もいるのだろうか。
そんなことを考えるようになってから,迂闊なことをし辛くなった。知人に言わせれば,「それは選んでいる相手が悪い」と一刀両断されるわけなんだけれど。
遊ぶなら,遊べる相手を選ぶべきなんだな、きっと。